私達に癒しを与えてくれる犬猫に対して、最後まで人間としてきちんと責任を果たすこと。考えることが出来ても行動に移すのはなかなか出来ない人も多いのではないだろうか。難しく考えず自分に出来ることから始めるのが一番良いスタート。今回のような写真展に足を運ぶことも、大切な一歩だ。
命の素晴らしさをどのようなビジュアルで表現するのか?単に良い写真としてだけでなく、そこに込められたメッセージをしっかりと受け止めながらひとつひとつ観て行きたい。
命の素晴らしさ、尊さを様々な形で表現し、 多くの人々に考えるきっかけを与える為のプロジェクト“POWER OF LIFE”。発起人はDragon Ashのダンサーとして活躍するATSUSHI。このプロジェクトの第一弾企画として、アスリート、ミュージシャンの肉体の美しさを写真で表現することで、生命の素晴らしさを伝えていく、チャリティー写真展「パワー・オブ・ライフ写真展」が4月23日から開催される。今回の写真展開催を皮切りに、写真集の発行や賛同メンバーとの活動のを広げ、プロジェクトの趣旨を広くPRしていく予定だ。
「生命とは生物が生物でありつづける根源。人間であり、動物であり、植物であり、生命は生命。小さくても大きくても生命は変わらないし、同じである。その変わらない生命の大切さを、軽視している現状があるのではないか?その現状を変えるべく出来る事とは何か?もしかしたら、私たちのまわりにあふれている様々な問題は、生きることの素晴らしさや、尊さを軽視してきた結果かもしれない。」ATSUSHIがこのプロジェクトを立ち上げる際に、考えていた事だ。
そして “POWER OF LIFE”の立ち上げにおいて、ある運命的な出会いときっかけがあった。保健所から犬や猫を引き取り里親探しをしたり、また終生飼育をする千葉県郊外にある捨てられたペットの為のシェルターを訪れた事だ。自分の目でシェルターを見学し、そこで働いている人の話を聴いて自分に出来る本当に意味のある事は何なのかを考えたという。そしてひとつだけはっきりと確信を持てたのは、その昔、人間がペットとしてしまった動物に対しての責任は、同じく人間が責任を持つべきであるということ。
今回の写真展の入場料は500円以上の任意となる。そしてその収益金は「NPO法人犬と猫のためのライフボート」が運営するアニマルシェルターへの寄付となる。日本で深刻な問題となっている、捨て犬、捨て猫の問題。この現状に対しての具体的なアクションとなる今回のプロジェクトは、ATSUSHIをはじめ多くのミュージシャンやアスリートが賛同者として名を連ねている。賛同者の中には海外を拠点に活動をしている人もおり、“POWER OF LIFE”の活動も国内のみならず、海外へも広げて行く予定だそう。
犬や猫は私たちに癒しを与えてくれ、幸せな気持ちにさせてくれる。その一方で、彼らにも同じ様に幸せな一生を送ってもらえるように、きちんと責任を持つのが私たち人間の役目だ。アートとして写真を鑑賞するのも良いが、写真を観ながらこのプロジェクト発起のきっかけを少しだけ考えてみてほしいと思う。(2009年4月21日)
パワー・オブ・ライフ写真展
●開催期間:2009年4月23日(木)〜5月10日(日) 12:00〜20:00
●場所:トーキョー ヒップスターズ クラブ
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